■導入:過去問は「力試し」ではなく「伸ばすための教材」
11月以降、いよいよ過去問演習の時期に入ります。
でも、「まだ解けないから不安…」「点数が悪くて落ち込む…」という声も多いです。
実は、過去問は**“できるかどうか”を試すものではなく、できるようになるための教材**。
今回は、公立・私立それぞれでの過去問の活用法を紹介します。
■① 公立高校志望の生徒向け:出題傾向を「分析」して弱点補強に使う
🔍 ポイント1:年度ごとに解くのではなく、単元ごとに見る
例えば数学なら「関数だけ5年分」「証明だけ3年分」というように、単元別で並べて解くのが効果的。
出題傾向が見えてくると、「ここは毎年似たパターンだ」と掴めるようになります。
🔍 ポイント2:時間配分を“調整”する練習にも使う
本番形式で解くのは、12月以降でOK。
最初は「制限時間を気にせず正確に解く」ことを優先しましょう。
1月以降に時間配分の練習をすれば、焦らず実力を発揮できます。
📘 おすすめツール
- 【Amazon】『全国高校入試問題正解(旺文社)』理科
- 【Amazon】『全国高校入試問題正解(旺文社)』社会
- 【Amazon】『全国高校入試問題正解(旺文社)』国語
- 【Amazon】『全国高校入試問題正解(旺文社)』英語
- 【Amazon】『全国高校入試問題正解(旺文社)』数学
- 【Amazon】A4ルーズリーフ&カラーインデックス(間違えノート用)
■② 私立高校志望の生徒向け:出題形式に“慣れる”ことがカギ
🔍 ポイント1:学校ごとの“クセ”を早めに把握
私立入試は学校ごとに問題傾向が大きく異なります。
たとえば同じ「英語」でも、
- A高校:長文重視(内容一致が多い)
- B高校:文法重視(穴埋めが多い)
というように、出題形式への慣れが最重要です。
志望校が複数ある場合は、9~11月のうちに「第1志望だけは3年分」解いておきましょう。
🔍 ポイント2:過去問の解き直しノートを作る
1回解いて終わりにせず、「なぜ間違えたか」を残します。
ノートの書き方例👇
| 日付 | 科目 | 問題番号 | 間違えた理由 | 次にやること |
|---|---|---|---|---|
| 10/25 | 英語 | 第2問 | 単語の意味を取り違えた | 単語帳p45見直し |
この「反省→修正→再挑戦」のサイクルが、最速で実力を伸ばします。
■③ 公立+私立併願組の戦略
両方受ける生徒は、「基礎力の公立」「スピード重視の私立」として練習を分けるのがコツ。
- 平日は公立向け(基礎演習)
- 休日は私立向け(過去問・応用)
曜日ごとに勉強テーマを変えると、勉強のリズムが安定します。
■④ 親ができるサポートポイント
親御さんができる最も効果的なサポートは、
「何点取れた?」よりも「どこが伸びた?」を聞くこと。
過去問は“結果より過程”を見る練習教材です。
「この教科、安定してきたね」と認めるだけでも、子どもの自信は倍増します。
■まとめ
過去問は、点数を測るための道具ではなく、点数を上げるための教材。
焦らず、1問1問を分析していけば、必ず合格点に届きます。
「分析→修正→再挑戦」を繰り返すことこそが、受験成功の最短ルートです。


コメント