県立前期・後期選抜に向けて、今こそ親子で共有しておきたいこと
年が明けて約1か月。
私立高校入試が終わり、ホッと一息ついているご家庭も多いと思います。
しかし、三重県の中3生にとっては
ここからが本当の意味での正念場。
- 私立入試の結果をどう受け止めるか
- 県立前期選抜への向き合い方
- 後期選抜を見据えた今後の戦略
このタイミングでの「考え方のズレ」は、
結果に大きく影響します。
今回は、今、保護者・生徒に必ず伝えておきたいこと を整理します。
① 私立入試の結果は「ゴール」ではなく「材料」
まず大切なのは、
私立の合否で一喜一憂しすぎないこと。
私立入試は
- 県立入試の“予行演習”
- 現在地を知るための材料
という位置づけです。
合格した場合
- 自信につなげてOK
- ただし「気が抜ける」のはNG
- 県立とは試験形式・評価基準が違うことを再確認
不合格・厳しい結果だった場合
- 学力不足と即断しない
- 出題傾向・相性・当日の緊張など要因は複合的
- 修正すべきポイントを見つけることが最優先
👉 結果ではなく
「何が通用して、何が足りなかったか」
を一緒に振り返りましょう。
② 県立前期選抜は「学力+人柄・姿勢」を見る試験
前期選抜を控える生徒・保護者に強く伝えたいのは、
前期は「点数勝負」ではない
ということ。
前期選抜で見られているもの
- 志望理由の一貫性
- 中学校生活での取り組み
- 面接での受け答え
- 将来像・学ぶ意欲
つまり、
これまでの積み重ね+言語化力 が問われます。
ここで重要なのは、
「うまく話す」ことではなく、
自分の言葉で話すこと。
👉 親がやるべきこと
- 原稿を作らない
- 模範解答を覚えさせない
- 「なぜ?」を一緒に整理する役に徹する
③ 前期が終わっても、後期選抜は“別試合”
前期選抜が終わると、
- 合格で気が抜ける
- 不合格で一気に落ち込む
どちらも起こりやすいです。
ただし大事なのは、
後期選抜は、全く別の試験
という意識。
後期選抜で求められる力
- 学力の総合力
- 基礎の完成度
- ミスを減らす安定感
前期の結果がどうであれ、
後期対策は淡々と、冷静に進めること が最重要です。
④ この時期に親が一番やってはいけないこと
保護者の善意が、
逆に子どもを追い詰めてしまうケースが増える時期でもあります。
よくあるNG行動
- 「あの子は受かったらしいよ」比較
- 「もしダメだったら…」の先回り不安
- 勉強量・時間の細かすぎる管理
- 結果を“家族の問題”にしてしまうこと
子どもにとって受験は、
人生で初めて「自分で背負う大きな勝負」。
親の役割は
- 管理者ではなく
- 監督でもなく
- 安全基地であること
これに尽きます。
⑤ 今、親子で共有しておきたい合言葉
この時期におすすめしたいのは、
次の一言を家庭内の共通認識にすること。
「今やるべきことを、今日ちゃんとやる」
先の結果を考えすぎない。
過去の結果を引きずらない。
今日の1日を積み重ねることが、合格に一番近い行動 です。
⑥ 塾・学校・家庭が同じ方向を向くことが最大の武器
この時期、最も成果が出る家庭の特徴は共通しています。
- 塾とこまめに情報共有している
- 子どもの様子を感情ではなく事実で見る
- 親が「どっしり構えている」
受験は、
子ども一人で戦うものではありません。
環境が整えば、子どもは想像以上の力を出します。
■ まとめ
私立入試が終わった今は、
- 気が緩みやすく
- 不安も大きくなりやすい
非常に大切な分岐点です。
だからこそ、
- 結果を冷静に受け止める
- 前期・後期を別物として考える
- 親は「支える側」に徹する
この3点を意識するだけで、
受験の質は大きく変わります。


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