はじめに
「やりなさい!」と言っても全然やる気がない。
やっと机に向かっても、鉛筆が止まっている――。
そんなとき、つい「サボってる!」と感じてしまうかもしれませんが、実は“やる気が出ない”のには理由があります。
そして、ちょっとした工夫で**「やる気のきっかけ」をつくることが可能**です。
この記事では、勉強の“入口”を変えることで、子どもが自然と学習に向かえるようになる3つのコツを紹介します。
1. 「やる気がない」は悪いことではない
やる気がないのは、怠けているからではなく、今の子どもにとって「勉強の意味」や「目的」が見えなくなっている状態です。
やる気が“ゼロ”なのではなく、「どこに向けて、何から始めたらいいか分からない」状態だと考えてみてください。
この状態の子どもには、最初の“とっかかり=入口”が必要なのです。
2. 勉強の“入口”を変える3つのコツ
① 「問題」ではなく「問いかけ」から始める
いきなり「これやりなさい」ではなく、
「昨日のあの問題、覚えてる?」
「○○ってどういう意味だと思う?」
と、会話ベースの“ゆるいやりとり”から始めることで、頭がじわじわ動き出します。
❌:「このワーク3ページやって」
✅:「これ、前回間違えたやつだったよね。もう一回やってみる?」
② 「見るだけ」「聞くだけ」の軽いアクションから始める
気が進まないときは、「まず見るだけでOK」「ママが読んであげるよ」など、取りかかるハードルを下げるのが効果的です。
- 教材を開くだけ
- 図やイラストを見て話すだけ
- 音声教材や動画を一緒に見る など
「やらなきゃ」ではなく、「やってみてもいいかも」への気持ちの転換が目的です。
③ 成功体験を「3分以内」でつくる
「すぐ終わる問題」「すぐできる作業」から始めて、
“できた!”の感覚を数分で得られることが大切です。
たとえば:
- 計算ドリル1問
- 漢字の1つ書き取り
- 単語カード1枚だけチェック
「これだけならできそう」→「できた」→「もっとやってみようかな」
という“やる気スイッチ”の流れを狙います。
3. 親が「待つ力」を持つこともカギ
「さあ、これをやってみて」と言った後、すぐに結果を求めないことも大切です。
子どもが自分のペースで動き出すまで、少し時間がかかることもあります。
そんなときに黙って見守る“余白”が、子どもの「自分でやろう」を育てます。
4. まとめ:やる気は“入り口”で決まる
やる気がないときに、「やる気を出しなさい!」と強く言ってもうまくいかないのは当然です。
必要なのは、やる気を引き出す“きっかけ”。
- 声かけの工夫
- 取りかかりやすい方法の工夫
- 小さな達成感の演出
この3つを意識するだけで、子どもは少しずつ“自分から”学び始めます。
まずは今日、1つでも「入りやすい学習の入口」を用意してあげてみてください。


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