■ はじめに
「宿題しなさいって言ったのに、なぜか机の上で折り紙が始まってる…」
「集中してたと思ったら、鉛筆の芯で遊び出してる…」
そんな“集中力迷子”状態、経験ありませんか?
今回は保護者の皆さんが感じる「なんでこうなるの!?」という瞬間に、塾講師としての視点を加えて、“集中が切れる理由”と“具体的な対応”をセットで解説します。
【あるある1】なぜか机の上が片づけたくなる
保護者の声:
「急に部屋を掃除し始めて、気づいたら1時間経ってるんですけど…」
→ あるあるすぎて泣けます(笑)
教育者の視点:
これは「始める前の不安」を回避したくて、行動をすり替えている状態。
片づけ=“やってる感”が得られて安心する行動です。
対応のコツ:
「10分だけやってから片づけしていいよ」と“後に回せる枠”を提案してみてください。
「やらなきゃ」から「今ならできる」に意識がシフトします。
【あるある2】消しゴムをちぎる、鉛筆を回す、芯を出しすぎる…
保護者の声:
「勉強中、筆箱の中身で遊んでる時間の方が長いんですけど!?」
教育者の視点:
実は“軽いストレス”や“頭の切り替え”として無意識にやっている行動。
禁止すると逆に気が散る場合もあります。
対応のコツ:
「○○問終わったら5分休憩しよう」など、“遊びの時間”を意識的に設けると集中が持続します。
【あるある3】1問わからないと、すべてのやる気がゼロに
保護者の声:
「1問目でつまずいて、全部やりたくないモードに入る…」
教育者の視点:
失敗経験=自信喪失=拒否反応、という心理ルート。
特に完璧主義タイプの子ほど陥りやすいです。
対応のコツ:
「とばしてOK」「ここは一緒に考えよう」と、“成功体験の先取り”を意識。
“全問正解より、やる姿勢”を褒めるのが効果的です。
【あるある4】「勉強する」と言ってスマホを持ち込む
保護者の声:
「辞書代わりって言うけど、ほぼYouTube見てる…!」
教育者の視点:
「勉強する」という“意図”は本当でも、誘惑に負けやすい環境が敗因。
デジタル機器は“集中力を奪う磁石”のようなものです。
対応のコツ:
スマホは時間制で活用 or 他の部屋に。
あえて「アナログだけで15分集中チャレンジ」などゲーム形式にすると効果あり!
【あるある5】「わかんない」を連発して進まない
保護者の声:
「どこがわからないかも分からない!っていうループ…」
教育者の視点:
「わからない=助けてほしいけど、うまく言えない」状態。
実は“説明する力”が育っていないだけのケースも。
対応のコツ:
「どこまではできた?」「問題文は読めた?」など、具体的に分解して質問。
小さく“できてるところ”を拾うことで気持ちが前向きになります。
【あるある6】勉強前に謎の儀式が始まる(手帳タイム、机の整理など)
保護者の声:
「時間だけ過ぎて、全然始まらない!何してるの!?」
教育者の視点:
“儀式”は「心のスイッチを入れるための手順」でもあるので、必ずしも悪ではありません。
対応のコツ:
タイマーを使って「3分儀式、10分集中」といった“区切り”をつけるのが効果的。
意外と、儀式後はスイッチが入ってサクサク進むことも。
【あるある7】集中しすぎて、休憩しなくなる
保護者の声:
「やり始めたら止まらなくなって、結局夜更かし…」
教育者の視点:
集中はよいこと…ですが、無理をすると次の日に響きます。
“やりすぎ”も“サボり”と同じくらいリスクあり!
対応のコツ:
「タイマー学習」や「ToDoを区切って達成感を感じる仕組み」を作りましょう。
保護者が「ここまでで一旦やめて」と“ブレーキ役”になるのも大切です。
まとめ:保護者と教育者が知っておくべき“集中の仕組み”
子どもの集中力は、「叱る」より「仕組み化」で高めるのが効果的です。
- 保護者は、“焦らず観察して整える環境づくり”を
- 教育者は、“原因を言語化してあげる対話力”を
それぞれの立場からアプローチできれば、
子どもの「集中スイッチ」は確実に見つかっていきます!■ はじめに


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